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相談事例

共有者の1人が居住する共有不動産の解消方法

更新日時:2023年01月17日

以前、父親とその子供(兄弟2人)で同居していましたが、父親は亡くなりその後、弟が転居しました。
父親名義の不動産を兄弟で2分の1ずつ相続したため、現金化して分けたいと弟は兄に申し入れました。しかし、
兄は住み続けたい理由から現金化を拒み、無視をするようになりました。
この状態で共有を解消する場合、どのようにしたらいいかとのご相談がありました。

①共有者の1人が共有不動産を占有している場合、その占有している共有者に自分の共有持分を買ってもらう。
(解消方法としては単純で一番良い方法ですが、共有者と不仲であったり、また売却する金額で意見が合わない
等で話し合いが進まない場合があります。)

②共有物分割請求訴訟を行い、共有持分を買ってもらう、または全部を売却し代金で分ける。
弟の立場から自分の共有持分を兄に強制的に買い取らせることはできません。方法の一つとして、兄に対して共有
物分割請求訴訟を行います。(共有物分割請求訴訟とは、裁判所にて共有物の分割を請求する訴訟です。)
この場合、兄が居住していることから全面的価格賠償(兄が共有持分を買い取る)になる可能性があります。
また、兄が買い取り困難の場合は、第三者に競売で売却して代金を分ける換価分割という方法もあります。(競売な
ので売却価格は低くなってしまう場合があります。)
最終的に裁判所が裁定してくれますので、共有を解消できる可能性は高くなります。



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