相談事例
高齢の祖母が居住する戸建て――4分の1の持分買取
更新日時:2020年09月27日
[ご相談内容]
千葉県にお住まいのご相談者より、「相続した戸建て住宅の共有持分(4分の1)を売却したい」というご相談をいただきました。
この不動産は、ご相談者の母が亡くなった際、ご相談者と姉がそれぞれ4分の1ずつ相続し、他の2分の1はご相談者の祖母が所有しているという
少し複雑な共有名義になっていました。
ご相談者には、お子様の学費や今後の生活資金を急ぎで確保しなければならないご事情があり、自身の持分である4分の1の現金化に踏み切られ
たとのことでした。対象となる戸建ては、祖母の亡き夫が建てた思い出深いマイホームであり、現在は祖母が単身で暮らしています。
当然ながら、ご相談者は祖母から賃料などを一切受け取っていません。悩んだ末のご相談でした。
共有持分の買い取りにおいて、慎重に見極めるべきポイントの一つが「現在、その不動産に誰が住んでいるか」という点です。 今回のケースでは
居住者であるお祖母様は80歳代と高齢であり、同居している家族もいませんでした。
当社では、「トラブルのリスクが高い」「退去や話し合いが困難である」と判断し、買い取りを見送るか、極めて低い査定額を提示することがある
ケースです。当社にとっても、お祖母様の生活環境や心情を考慮すると、持分を買い取った後の運用や管理の面で非常にハードルが高く、正直な
ところ「買い取りは厳しいのではないか」ということも考えました。
しかし、ご相談者が置かれた「家族の生活や教育のために、どうしても資金が必要である」という状況から、最終的に当社にて4分の1の持分を
買い取る旨をご提案しました。
数日間、家族で検討いただいた結果、ご相談者から売却する旨の連絡をいただき、無事に売買契約を締結する運びとなりました。
