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相談事例

不動産の名義について

更新日時:2022年03月25日

あるお客様のご相談で、最初から住むつもりも使うつもりもないのに、何で実家を共有名義にしてしまったのだろうというお話がありました。
親から相続したものの、共有者である兄弟から固定資産税を払ってほしいと言われているそうです。
そもそも共有名義にした(なってしまった)ケースとは、次のような場合があります。

①親子で住宅を購入した
親子で住宅ローンを組む、または資金を出した割合で共有名義にしているケース
②夫婦で住宅を購入した
夫婦で住宅ローンを組む、または資金を出した割合で共有名義にしているケース
③相続で住宅を取得した
親の不動産を子供たちが相続し、法定相続分等で共有名義にしているケース

その他、知り合い同士で資金を出し合い投資物件を購入した等のケースはありますが、主には上記の①②③のケースになるかと思います。
上記の①②のケースは出した資金の割合で共有名義にしていますが、③の場合は相続する段階で遺産分割協議により不動産を単独名義にすることは可能となります。
不動産を共有している所有者は、固定資産税等の税金や修繕費用等の負担、さらに相続が発生して複雑化する等のデメリットがあります。
相続の場合、不動産は単独名義にすることを検討してみてもいいかもしれません。

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